今日はヴィパッサナー瞑想のお話です。
前に瞑想の勧めという記事を書きました。下記参照
その中で少し書いたのがヴィパッサナー瞑想についてです。
これは仏陀が悟りを開いた瞑想法と言われています。
しかし、このヴィパッサナー瞑想についても伝える人によって少し変わってくるようです(^^;)
僕が受けたのはゴエンカ氏のヴィパッサナーでその他のものとは少し違うかもしれません
のでその辺りはご了承ください。
参加したのは
の10日間の瞑想コースです。
10日となっていますが前日入り、最終日が11日目の朝なので実質12日間です。
なかなか12日間を空けるのって難しいですよね(^^;)
僕は今から３年ほど前に川崎のヨガスタジオを閉めて次のステップに移る時でしたので
充電期間があり、ちょうど良いと思って参加しました。
この講座ははっきり言って過酷です(笑)
生半可な気持ちで参加するとリタイアします。。。
実際リタイアした人たちは何人もいました。
あまり多くを語ると合宿の楽しみがなくなるので障りだけでも説明していきます。
この瞑想合宿の基本は瞑想をすることです。当たり前か(笑)
ただただひたすら瞑想をします。朝の起床も５時だったかな？早いです。
テレビや携帯はもちろんの事、読書も禁止です。時を書くのも禁止
運動するのも禁止です(散歩くらいは可)
なので自由時間があっても何も出来ません。
あ、同じ参加者と会話することも禁じられています。会話はもちろんのこと
目を合わせる(アイコンタクト)も禁止なので集団生活でも孤独です(笑)
食事は基本的に奉仕者というボランティアのかたが作ってくださるので
瞑想に集中できます(笑)
食事はベジタリアン食です。もちろん持ち込みもダメです。お酒もタバコも！
僕は修行に行くような気持ちで参加しました。
ただ黙々と自分と向き合い瞑想を続ける。
夜にはゴエンカ氏の説法(録画テープ)があります。
そして昼休みなどは担当の先生に相談もできます(リタイアしたいなど。。。)
僕が体験したのは全然寝れなかったということです。
慣れない瞑想(ずっと座っている)で疲れているはずなのに２日目くらいからほとんど寝れませんでした。
１日２時間くらい寝れれば良い方？
寝れない理由を考えましたが、意識が鮮明になって研ぎ澄まされていく感覚が強く
眠気が来ませんでした。
ヴィパッサナー瞑想というのは自分の体に起きている変化に意識を向ける瞑想です。
今の感覚に意識を向けるという事でより敏感になってくるのではと思いました。
今振り返るとこれだけ自分と向き合える時間というのはないのではないか？
と思います。日常生活をしていると家族や仕事仲間、友達と触れ合う機会があります。
ない時でも街中を歩いて買い物をすればレジの人とのやりとりなどで必ず会話はします。
この12日間はそれがありません。(最終日に解禁されるのですが)
僕はもともと一人っ子で一人でいるというのが多かったですがそれでも
この１２日は大変でしたが自分とより向き合うことにより見えてきたものもあります。
それは世の中で起きていることの全ては大した事ではないんだなということ。
もちろん、今はコロナ禍で大変な思いもされている方々も沢山います。
そういう意味での事ではなくて自分の中で起きていることのほとんどは
大した事ではなく、今ここにいれるだけで大丈夫という感覚ですね。
そいうった感覚が僕の中では生まれました。
もちろんこれは人によって全然変わってくると思いますので
興味を持たれた方はぜひ体験して頂き、感想を頂けると嬉しいです。
ちなみにこの合宿の費用はドネーション(寄付)制度なので払えるだけで大丈夫です。
奉仕の方々ももちろん無料奉仕です。
合宿最後に奉仕の方ともお話ししましたが参加者とは別の視点で自分を観察できたから
すごく良かったとお話ししておりました。
ちなみに奉仕参加できるのはこの10日間コースを参加した方が対象となるようです。
そういう意味では僕も奉仕参加対象者なのですがなかなか12日間予定を空けるのは
今は難しいです(^^;)
まだまだ書きたいことは沢山ありますが今日はこのあたりにしておきます。
お読み頂きありがとうございます。
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